アクティブシニアクラブ様にてセミナーを担当しました。
今回はいざ生前整理をしようという方向けに
3つのなぜ?というポイントで、お話と実際に考えて
宿題としてご自宅の物を仕分けしていただく
ようにお話をいたしました。

生前整理というテーマはシニアの方は誰でも関心はお持ちかと思います。
しかし、まだまだやらなくてもいいだろうという
意識が強く、結局、後年になってご本人やご家族が苦労なさる
というのが現状です。

常々申し上げているのは、今元気だからこそ
後々の自分のために手を打っておく、
せめて具体的な見通しを立てておくことが大切で、
やらなきゃいけないという段階になっては遅いんです。

また不要な物や子供が巣立った後の広くなった
自宅は、転倒やヒートショックといった
家庭内事故やごみ屋敷の温床になっています。

今後ますますシニアが自立を維持していくことが
求められる社会になります。
時代は明らかに変革期を迎えています。
良い流れを作り、始めて行かなければなりません。

私が40代真ん中の私が、
70や80代になる頃は、高齢者と生産年齢は
実質1人対1人になります。つまり、支えきれない社会になるんですね。

日本の社会保障はそのための準備が全くできておらず、
その先行き不安から、内需に頼った景気の好転は考えにくいと思います。
お金で解決できないなら、知恵や効率など
別の部分で先回りした対応が必要なんです。

とりとめのない話となりましたが、
普段なかなか伝えられない、生前整理を文化として
確立していかなければいけない意図を
一部ですが書かせていただきました。

株式会社エコロ・ダイレクト
望月 信久